50 ピリピ人への手紙

2013年10月13日 (日)

いのちのことばを握って歩もう。

「いのちのことばをしっかり握って、彼らの間で世の光として輝くためです。そうすれば、私は、自分の努力したことがむだではなく、苦労したこともむだでなかったことを、キリストの日に誇ることができます。」(ピリピ2:16)

主に従っていくと、試練が起こり、いろいろ疑いがやってくることがある。
試練につぐ試練に疲れたある信仰者が、疲れて主のもとで、静かに休んでいた。
主は、静かな御声で語ってくださった。
「子よ、揺り動かされることなくあなたに与えた役割の内にしっかり立って、歩みなさい。
あなたに語り、今まで導いて来た道が確かなものとなっていきます。
そのわたしが語ったすべてを思い起こし、しっかり握り、これからの道をしっかりわたしに聞きなさい。
人への恐れを捨て、わたしに聞き従いなさい。
あなたがわたしに従い、進んでくる時に、ポンポンと霊の実が開花していくでしょう。
だから恐れずにしっかり成し遂げなさい。途中で投げ出さず(揺さぶりが来た時には、わたしがあなたに語っていることを思い起こし)、しっかり立ち続けなさい。そうした時に、あなたはわたしの栄光を見よう。
今のもろもろの関係は、そのまま付かず離れず、よい関係で、揺り動かされることなく、しっかりと証していきなさい。
人に合わせるのではなく、わたしに焦点を当てて、交わりを保ちなさい。」
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主の声に励まされ、疑いを捨てて歩んだ時に、状況が好転し、救われる人が次々
に起こされ出したのであった。
目に見えるものは、一部である。
主を信じ、従って行こう。
その信仰を主が喜ばれ、主ご自身が栄光を現して下さる!

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2012年10月 3日 (水)

どんな境遇にあっても

「乏しいからこう言うのではありません。私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。」(ピリピ4:11)

どんな境遇の中にあっても、満ち足りることなど、どうしたらできるのだろうか。
貧しいと心配が絶えず、飢えると欲しくなり、乏しいと満たしたくなるのが、常である。
しかし、パウロはあらゆる境遇に対する秘訣を心得たと言う。
どんな境遇にあっても、御ち足りることを学んだと言っている。
パウロは、自分を強くしてくださる方、すなわち、神によって、どんなことでもできるのだと、その秘訣を語った。
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いつもともにいてくださる神を知ることは、どんなに強みとなることだろうか。
天の蔵は無尽蔵である。
貧しい時、信じて祈れば、与えて下さる神がいる。
飢える時は、すべてをご存知で、養って下さる神がいる。
乏しさを覚える時は、ご自身の栄光の富をもって、必要をすべて満たしてくださる神がいる。
限界のある自分の力で頑張ろうと思うと、不安で仕方ないが、神というお方を知れば知るほどに、平安が満ちてくる。
もっともっと、神であられる主を知ることができますように。

 

 

 

 

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2009年4月20日 (月)

一致を保つには…

「こういうわけですから、もしキリストにあって励ましがあり、愛の慰めがあり、御霊の交わりがあり、愛情とあわれみがあるなら、私の喜びが満たされるように、あなたがたは一致を保ち、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、志を一つにしてください。」(ピリピ人への手紙 2:1,2)

神を見上げるというその一つ心を保つならば、そこには一致が見られる。
神は愛である。神への心がなくなれば、そこには、分裂をもたらす思いが生じる。

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あるクリスチャンの指導者が試練の内にあった。
苦しくて苦しくて、それでも神を見上げて礼拝していた。
試練は長かった。
次第に、「こんなに長い試練は、何か間違っているからではないか」とささやく者が出てきた。
そして礼拝を休む者が出てきた。
試練の内にあった指導者は、追い討ちをかけてくる苦しみゆえに、こう言った。
「間違っていると思う者は、私の所を離れて他の所にいってもよい。」
この言葉を受け、離れていく者が起こった。
しかし、神を愛する指導者を見てきた者たちは、神に祈り続けた。
指導者の負っていた苦しみは、産みの苦しみであった。
残った人たちと共に、神の働きは前進した。

 

今日も、神の愛にとどまり続けよう。

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