99 つぶやき

2015年6月16日 (火)

個人情報への配慮のお願い

キリスト教関係の方々に、個人情報はリスクへの配慮を持って、管理してほしいということをお願いしたい。

私は、情報処理系の仕事をしているため、情報セキュリティと個人情報には、結構、気を配っているつもりである。
一昔前では、問題にならなかったことでも、今は、ネット社会であるので、取り返しのきかないことになる。
IMMJapanの名簿がマスコミに流れていると聞いた。

自分からは番号を教えていないのに、記者から電話がかかってきていた。
そのため、危機を感じて、取材に応じることになっていった経緯がある。
今、関わりをたっても被害が及ぶカルトの恐ろしさを実感している。

IMMJapanは、普通のキリスト教のような形で入り込んだため、IMMJapanに当初関わった人々には、一般の普通のクリスチャンもかなりいる。
油をまく行為に関与しているとすれば(いないことが望ましいが)、検証後の警告を聞いても聞き入れずに、続行したり、参加したりした人たちだろう。
少なくとも私の耳に届いていた限りにおいては、油をまいたというメンバーは存在しなかった。
辞めた人たちにとっては、非常に迷惑な話である。
危険を感じてやめたにもかかわらず、突然の取材を受けた一般の人々は、さぞかしとまどっていることだろう。
心の痛みが増し加わっていないかと、案じている。

社会は、個人情報の取り扱いには、厳しくなっていることを知ってほしい。

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2015年6月 7日 (日)

TVのニュースは編集次第

今回の油事件での記者会見での映像が編集されて流されるのを見て、TVって怖いなぁと実感しています。
全てを流すのではなく、使いたいと思うところを部分的に切り取って、使用されているので、誤解を招くのではないかとヒヤヒヤします。
二次被害をなるべく防ぐためにも、語ったことばには、流れがあることをここでお伝えしておきます。

こういうことが、犯罪被害者にとっての二次被害につながっていくのだと実感しています。

聖書のことばが、一部分だけ取り上げて、先導していくと、真実とかけ離れた内容となるということと、同じことです。
言葉尻ではなく、全体を把握して、伝えてほしいと思いました。

編集次第で、どのようにもマインドコントロールできる怖さを覚えています。

関連記事:IMMJapanの「元信者」?

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IMMJapanの「元信者」?

IMMJapanの「元信者」という表現を耳にします。
が、正確に言いますと、「元信者」という表現はあてはまりません。
しっかりした信条があったわけではないので、信者というと、ちょっと違うんですね。
個人の信仰をしっかりキープしつつ、関わっている方が多かったのではないでしょうか。
だから、入れ替わりも激しかったと記憶しています。

IMMJapanは、理念のマーケットプレイス(生活の場での信仰)をそれぞれの立場で、現していくというものだったので、人それぞれでした。
元々持っていた信仰によって、各々の考え方がありました。

私はといえば、そのような中で、一部の人の中にカルト化の徴候を初期のころから捕らえてはいましたが、いずれ治まってくるものだと注視しつつ、忠言していました。

流れている映像は、起こった後で、全てを検証してみると、事件性があるように見えますが、どの程度の濃度のどんな油をどのように塗っているかは、誰にもわからず、油に焦点をあてる人は誰もいなかったと思います。

雄山神社の屋根に登ったというのは、少しばかり引っかかりましたが、登っている映像があったわけではなく、どうやって登ったんだろうと不思議に思うのみで、ゲームの中の話のようで、現実味がなく聞こえていました。

賛同した人というのは、すべてを賛同していたわけではなく(そういう人もいたでしょうが)、マーケットプレイス(生活の場での証)をそれぞれの信仰の立場で、受けとめていたと思われます。
だから、私は、今までの働きのまま、自分のできることをやっていました。

中にいた頃は、情報が制御され、負の面がわかりませんでしたが、出て検証してみると、二面性があり嘘が多く存在していたこともわかりました。
この1年半、機会があれば警告していきましたが、事件前なのでほとんど関心を示されませんでした。
中には、警告の内容を信じてはもらえず、宣教をしている立派な医師だと跳ね返ってくることもありました。

正統なキリスト教会と関係がないことを伝えないと、被害(油被害ではない)が広がると思っていましたが、少しおかしい程度では公表できないようで、呼びかけてもダメだったので、このネットワークを作るのが精いっぱいでした。

この事件は、キリストという一枚岩になっていないプロテスタントがもたらした悲劇です。

 

関連記事:連続寺社仏閣油塗り事件について

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2015年6月 6日 (土)

連続寺社仏閣油塗り事件について

「おおわれているもので、現わされないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはありません。」(マタイ 10:26)

不本意ながら、事件の証人となってしまいました。
私は、IMMJapanができてから2014年1月までの半年の間、ボランティアで事務局にいました。
当時、教会の礼拝で、メッセンジャーで来ていた容疑者と出会ったことがきっかけでした。
半年の間で、内部の放置できないカルト性を目の当たりにして多少の被害を受けて辞めたわけですが、危険性からこの1年間、支えてくださる方々の助けのおかげで、ネットワークの連携の強化に努めてくることができました。
以前からやっていましたカルト化予防の働きを広げ、このネットワークを立ち上げて、被害が拡大しないように、予防の啓発をしてきたわけです。
関係者への影響や身の危険を考え、なるべく表に出たくなかったのですが、状況が一変し、記者会見の場となりました。連続寺社仏閣油塗り事件への対応について

キリスト教を名乗る者による事件を、事前に防げなかったことを残念に思います。
もっと深刻な事態にならずに発覚したこと、整え期間があったため速やかに対応できたことが、せめてもの慰めとなっています。

いろいろな記事が出回っていますが、事実が曲がることのないよう、混乱を防げるよう、この場で発信していけたらと思っています。

よろしくお願いいたします。

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