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2013年4月11日 (木)

「あなたが燃え尽きてしまう前に」(ウェイン・コデイロ著 ニューホープ東京リソース発行)

Moetsuki「すべての牧師とクリスチャンリーダーたちに伝えたいこと」と表記されている燃え尽き症候群になることを予防するための対処法が書かれた本である。
とある教会に行った時に、目に留まった本であり、さっそく購入して読んでみた。
読み終わった感想は、燃え尽きそうなっている牧師とクリスチャンリーダーたちにとっては、脱出する方法を教えてくれる良い本であると思った。
これを実践しているのが、複数の牧師やクリスチャンリーダーがいて、キリストの愛で支え合ったチームとして機能している教会ならば、とても良いのだが、間違った使い方をするならば、信徒としては、つまずくだろうなぁと感じた。

牧師とクリスチャンリーダーたちの鬱への予防の第一歩としては、とても良い本であり、助けとなった。
心に留まった8つの箇所を抜粋する。

①「…ストレスはバーンアウトにつながり、バーンアウトには巨大化した鬱が伴います。…忙しくしていれば自分が役に立っている、必要とされているという感覚が得られるのですが、それには到底払いきれないような代償が伴います。言ってみれば、未来の精神の安定を借金のカタにして今の達成感を買っているようなものです。」(65頁)
★ 現在の自分の存在感をどこに置いているかをチェックしよう。

②「リアン・ペインの『The Healing Presence(癒しの存在)』という本は私にとって良い本でした。この本では、内省による罪、つまり自分を悪く見るばかりで、神さまを見ないこと、また神様の目で自分を見ないことの罪について語られています。」(83頁)
★ 神様は私たちを 「あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」(イザヤ 43:4)という目で見てくださっていることを忘れないようにしよう。

「私たちは他人の行動の目に付く点や、例えば職場のリーダーの欠点を見つけた時、それをあたかも自分の責任であるかのように気にしがちです。…心配するに足る正当な理由はあるかもしれませんが、しかし、それはあなた個人の責任範囲ではありません。」(90頁)
★ 自分と他との正常な境界線を明確にしつつ、力量に応じて関わっていくことが必要。

③「1996年、コカコーラ社の元社長であるブライアン・ダイソン氏はジョージア工科大学の卒業式で祝辞を述べ、人生で大切なものをボールに例えて説明しました。
 人生は5つのボールをジャグリングしているようなものです。それぞれのボールが何を表すかは一人一人で違いますが、例えば、仕事、家族、健康、友人、精神としましょう。あなたはそのすべてを空中で操っています。すぐに分かってくることですが、仕事のボールはゴムでできていて、落としてもまた跳ね返ってきます。しかしその他の4つ、つまり家族、健康、友人、そして精神のボールはガラス製です。一度落としてしまえば傷がつき、ヒビが入り、ひどい時には割れてしまって、二度と元の姿には戻りません。」(93,94頁)
★ 重みがある名言だと思う。

④「自分の存在の核のところで癒やしや休息を得るためには、自分の人生において最も重要な5%のことが何であるかを識別し、知っておく必要があります。…私たちがしていることの85%は、誰にでもできることです。…10%のことは、訓練を受けた人であれば、遂行できます。…しかし残りの5%のことは、私以外の人には絶対にできません。…どんなにお金を払っても、代わりがきくものではないのです。また、残りの95%が意味のあるものになるかどうかもこの5%にかかっています。これこそ私が見分け、生活の中心に置かなくてはならないものでした。」(94,95頁)
★ 自分にとっての5%が何であるかを、正しく判断できますように。

⑤「マタイの福音書6章22~23節にはこうあります。「からだのあかりは目です。それで、もしあなたの目が健全なら、あなたの全身が明るいが、もし、目が悪ければ、あなたの全身が暗いでしょう。それなら、もしあなたのうちの光が暗ければ、その暗さはどんなでしょう。」…イエス様が目の話で伝えたかったのは。人生の出来事をどう受け取るかでした。否定的に受け取ると、精神的にも身体的にもマイナスの影響を受けてしまいます。鬱になることは別に罪ではありません。しかし、神様や人々、状況などを間違った方法でねじくれて見る時、罪にとらわれてしまうことはあります。私たちが問題を見るその目そのものが問題であることも多いのです。偏った見方しかできなければ、チャンスは恐怖に、招待は恐喝にしか見えません。」(129,130頁)
★ 「チャンスは恐怖に、招待は恐喝にしか見えない…」確かに。私たちが傷によって、曲がった見方をすることがないよう、聖霊さまがいつも気付きを与えてくださいますように。

⑥「鬱の嵐の中では、どこに向かっていいのか全く分かりません。そんな時には、振り出しに戻ります。神様は最初にどんな召しを与えられましたか?それはあなたの人生を通してずっと流れているテーマで、人生の公約数のようなものです。レポート用紙に書き出してみてください。…それを目標にして歩めば、生きる理由がもう一度見えてきます。そして、希望も戻ってくるでしょう。」(131頁)
★ 行き詰った時には、こうすればよいのか。単純明快なことだった。

⑦「何か大切なものをなくしてしまったら、もしかしたら始めからやり直さなくてはならないかもしれません。しかし、もう一度最初の召しに立ち返ってください。残りの方向性は、きっとそこで示されるでしょう。」(134頁)
★ あせらずに、時間をかけて主とともに取り戻すことが、一番の近道であり、成功への道だということかぁ。

⑧「マイケルは言いました。「人生っていうのは、つまるところ選択なんだ。余計なものをそぎ落としていけば、どんな状況も結局は選択になる。それぞれの状況にどう反応するかは、その人が選ぶことなんだ。感謝することを選ぶか、恐れることを選ぶか、神様からの知恵を受け取ることを選ぶか、それとも怒りに目を塞がれることを選ぶか。その人がどう生きるかは、その人が選び取っていくものなんだよ」(137頁)
★ 神様が与えられた自由意思による選択、神様の道を選んでいきたいものである。

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