預言
「 彼は答えました。『私が出て行き、彼のすべての預言者の口で偽りを言う霊となります。』すると、『あなたはきっと惑わすことができよう。出て行って、そのとおりにせよ。』と仰せられました。」(Ⅰ列王記 22:22)
イスラエルの王アハブがラモテ・ギルアデに戦いを挑もうと、ユダの王ヨシャパテに応援を頼んだ。ヨシャパテは、まず、預言者にみこころを聞くことを願った。アハブは、四百人もの預言者を呼び寄せた。預言者たちは、口をそろえて、「戦いに行け。勝利する。」と述べた。ヨシャパテが、「他に主のみこころを求めることのできる預言者はいないのか」と聞くと、アハブは、「もう一人、ミカヤという、私については良いことは預言せず、悪い預言ばかりする預言者がいる」と答えた。ミカヤは、「アハブを倒すために、預言者たちは惑わされているのだ。」と語ったのであった。
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主のことばを退け続けているアハブに、預言者たちは真実を語らなかった。よい預言ばかりを求めていては、主の真実が見えなくなる。預言は100%真実であるとは限らない。主ご自身を愛し、へりくだった心で主の喜ばれることをしよう。主のみこころが見えてくる。
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