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2011年12月 2日 (金)

誤った熱心

「そこで王はギブオン人たちを呼び出して、彼らに言った。――ギブオンの人たちはイスラエル人ではなく、エモリ人の生き残りであって、イスラエル人は、彼らと盟約を結んでいたのであるが、サウルが、イスラエルとユダの人々への熱心のあまり、彼らを打ち殺してしまおうとしたのであった。――」(Ⅱサムエル 21:2)

 

3年間ききんが続いたため、ダビデが主にみこころを伺ったところ、「サウルとその一族に、血を流した罪がある。彼がギブオン人たちを殺したからだ。」と主は仰せられた。サウルの誤った神への熱心が、民を窮地に陥れたことは、過去にもあった。ペリシテとの戦いの最中に、「サウルが敵に復讐するまで、食物を食べる者はのろわれる」と誓いを立てたことがあった。その時は、息子のヨナタンが民を空腹から救い、誓いを破ったヨナタンを民がとりなし、救ったのであった。死んでも効力を発するサウルの誤った熱心による被害。ダビデが、ギブオン人たちの願いを聞いたところ、自分たちを滅ぼそうとした者の子ども7人を引き渡すことであったため、ダビデはその願いを聞き入れた。

 

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サウルの神(の民)への熱心による行動が、神の国に害を及ぼすこととなった。サウルは神への熱心だと思っていただろうが、それは誤りであった。実は、自分のためであり、そのために、律法を科して、それを信仰だと思っていたのである。神への熱心から出た行動には、神の愛がある。また罪への痛み、悲しみが根底にある。誤った熱心に向かうことがないように、絶えず、神の愛に満たされていこう。その愛が周囲に流れていく。

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